以前、対談の機会を頂戴した「最新医療経営-PHASE3-」のご担当者から取材を受け、記事として掲載されました。
取材頂いたテーマは、医師の働き方改革(タスクシェア・タスクシフト)が財務諸表、特に損益計算書に与える影響についてということでした。
医師の働き方改革は、もちろん、避けては通れない問題です。
が、私自身がご支援している病院で実際にお話を伺ってみると現実的には相当難しいという印象を受けています。
取材では私自身の印象を率直にお話しました。
ポイントは、そもそも医師をはじめとする医療従事者のお仕事は山のようにあるんだ、A・B・Cのお仕事をどうシフトするか、シェアするかではなく、A~Z、いやZより向こうまであるお仕事をシフト、シェアするという試みなんだということだと思っています。
大変な試みではありますが、今までは医療従事者の良心(お医者さんなんだから、、、看護師さんなんだから、、、患者さんのためなんだから、、、)に頼り、残業や超過勤務の概念がなかった、タブー視されていた点は率直に見直さなければならないことは変わりません。
私自身、このテーマについて、継続的にウォッチしていくつもりです。